chapter05 雨の中 初めて紀伊路に 踏み込んで 那智勝浦で ババァスナック
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96.8.14~16 |
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大阪 → 護摩壇山 → 十津川温泉 → 竜神温泉 → 潮岬 →那智勝浦 → 帰路へ |
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96/08/14(1日目) 久々の松っちゃん、コータ君ツーリングが開催されました。この間に2人に大きな異変あり。松ちゃん結婚、その上ガキ誕生。コータ君は鎖骨骨折で約1ヶ月の入院(キズ未だ癒えず)。という何だか熱き2人の今回の行き先は紀伊半島です。いつものようにルートを決めずにいざ出陣。 6:30松ちゃん宅集合。今回は珍しく松ちゃんが準備万端!下でおにぎり食ってコータ君の「ウメッシュお出かけランラン・・・」のコメントでで出発(何のこっちゃ)。快晴のなか出発も、大風12号接近との知らせに、雨は必至と覚悟。御堂筋→R26→和歌山の、淡々とした国道走りに。途中のみさき公園あたりからぽつぽつ雨、何とか持ちこたえるかなぁと思っていたら、有田に入るといよいよ雨。仕方なく合羽を着込んで更に走る2人。 今回はアプローチルートが長いせいもあり、既にケツ痛の2人。有田からやっと林道のアプローチルートに入り、本日最初の林道「南谷城が森林道」へ。快調なペースで走るが、次第に雨が激しくなる。何とか龍神スカイラインへ出て休憩所へ。お気に入りのOFF ROAD GALを発見したコータ君(しかも、かわいこちゃん(コータ君談))。挨拶まで交わしてしまった彼はちょっとコーフンしていました。 その後十津川温泉をめざし、本日2本目の林道に突入のはずだったのが、入り口を間違えて望みとは違う林道へ。名前も忘れたその林道は、まずまずの楽しいルート。その後舗装路を通ってR168へ。そこで大ボケ松ちゃん!”右”へ行くところを”左”に舵を取り、10kmくらい気づかず。あわてて引き返し、何とか十津川温泉。本日はここで宿を取ることとして、公衆浴場へ行き、気持ちよくなったところで宿探しとなりました。 本日は雨の中です。何とかひさしのある所を・・・と考えているところ見つけたのは小さな小屋。どうやら材木や資材を置いてある小屋らしい。本日拝借することとして、テントも張らず材木の上で大宴会。極楽モードで楽しんでいたところに、突然車のライトが小屋にあたる。「ヤバイ!」「持ち主だよ~!」「どうしよう」といって、2人して正座して待ちかまえる。「どないたんや?」「すみません、勝手に使ってました。」、「今日はこんな天気なもんで、小屋に勝手に入ってしまいましたぁ」といって、2人して土下座状態。「あの、こういうモノなんです」と名刺を差し出す2人(ダメだ会社人間だぁ)。どう思われたのかわかりませんが「まあ、今日はゆっくりしていき」と使用許可を頂き「ありがとうございます!」。どうやらその人は昔我々の会社のある十三で働いていたらしく、十三の話で盛り上がりました。 ほっとして、更にお酒を飲み進める2人にまた車のライトが!「また誰かに見つかった!」と思ったら、さっきのおっちゃん。「おう、これ食いや」といって差し出してくれたのは缶ビールと、この土地の名産の”めはり寿司”というおにぎりのような寿司。「ありがとうございます!」なんてやりとりがありながら、雨が降っている中、小屋でぬくぬくと楽しく過ごさせていただきました。 振り返ってみると、この一連の出来事が、その後の2人のツーリングに大きな影響を与えました。2人は「ふれあい」という表現で語りますが、この出来事があるまでは、どちらかといえば”人がいない、少ない場所を探して走る/宿を取ることが、我々の求めること”という気持ちが強かったものでした。しかし、この1件があってからは、ツーリング道中の、その土地の人々との”ふれあい””ちょっとした会話”にずいぶんと関心を寄せるようになりました。それまでが若者の暴走ではないですが、ある意味好き勝手やっていたのかもしれません。人のやさしさを通じて、自分たちと周りの人との関係を見つめなおすことにもつながったかもしれません。(あっ、ちなみに宿は、他人への迷惑も考えて、相変わらず人気(ひとけ)の少ないところでやっていますが、、、(苦笑)) 96/08/15(2日目) 翌日。この日は8月15日お盆。朝の6時ごろに起床。2人とも昨日の日本酒が効いたのか2日酔い気味。それでも身支度はしっかりと。身支度の途中、車で通ったおじさんから「あんちゃん、(小屋を使う)許可は取ったんか!?」「はい」という掛け合いもあり、ちと緊張!。小屋の主の方からの差し入れである”めはり寿司”と、手持ちのお茶を飲み食いして、7時には出発。”めはり寿司”の入っていたタッパーには我々のお礼の手紙と、心ばかりの1000円札を入れて、小屋に置いておきました。本日は昨日の雨も上がり上々のツーリングになりそうです。 十津川温泉を出て、本日1本目の林道「川津今西林道」へ突入。数々の山の山頂付近をつないであるような林道で、景色は抜群。ただし支線が多い林道で道選びに相当苦労。コータ君の適切な判断もあり、見事正式な出口へ到着。R425で龍神温泉へ。温泉に入ってみたいのを我慢して本日2本目の「坂巻林道」へ。素掘りのトンネルがいっぱいの林道で、夏場にもかかわらず、走っていて涼しい林道でした。 R311(熊野街道)-R168を経て、さらに本日3本目の林道「町道和田川線」を快走。途中舗装部分もあったのですが、長い林道で気分良く走破。R371へ出て、あとは観光することに。本州最南端の”潮岬”へ。岬到着が16時ごろだったのですが、風は強く、波が高い太平洋を堪能したのでした。さらにR42を北上し、那智勝浦まで、走りついで、本日の宿となりました。 那智勝浦温泉街の「北マリーナホテル」で700円払って、入浴。気持ちよくなったら、土建屋の砂利置き場にテントを張って、早速宴会。モツ鍋をメインディッシュに、玉子豆腐、メロン、たたき、スパサラなどのサイドディッシュも取り揃えて、飲む食う。夏場の屋外ということで、ちゃんと用意してきた”蚊取り線香”を焚きまくるあたりは、テント泊慣れしてきた2人である。 夜になり気温も涼しい中、流れ星がとてもたくさん見える夜。ナチュラルツーリングで有名な”寺さん”の影響を受けた我々も、寺さんの書籍で語られていた”ババアスナック”に行きましょうとなり、チャレンジ!那智勝浦で、ここから大丈夫ではないかという場所を探して、なんと言う名前だったか忘れましたがしましたが、某スナックへ。大阪でも働いたことのあるというお姉さんもいらっしゃり、楽しく過ごせました。キャンプ地に戻って宴を再開。11時ごろに宴会終了。明日は帰るぞ。 (ここで日記終了) |