chapter08 秋深し 福井岐阜路は 林道無し(福井今庄→岐阜へ南下)

97.10.10~12 (2泊3日)
 
大阪 → 福井県今庄 →岐阜 →大阪 
 

(残念なことに写真が残っていません。文章だけで・・・。)

97/10/10(1日目)
 最近は半年に1回、春と秋の陣と化した「松ちゃん、コータ君ツーリング」(、、、と命名します)。体育の日のおかげで3連休となったのを利用しての旅です。近畿圏、中国、四国方面は、ほぼ行き尽くした2人。今回はちょっと場所を変えての旅をしようということで、福井~信州方面を目指すこととなりました。ただし、中部方面のツーリングマップルを見ても、どこに林道があるのか、わかりづらい書き方になっており、事前打ち合わせの段階では目を皿のようにして林道を探す。あらかた林道の密集エリアを確認した上で、「じゃあ、”このあたり”に行くということで、、」と、いつものように適当に決めて事前打ち合わせ終了。

 当日、”いつものように”どちらかの家へ集合することにしたのだが、今回は行き先の関係もあって松ちゃん宅集合。”いつものように”遅刻する松ちゃんは自宅待機で、集合時間には準備ばっちり。”いつものように”定時に来るはずのコータ君が珍しく10分ほどの遅刻。まぁそんなこともあるさと言いながらいざ出発!

 今までは、地道(下の道と表現した方がいいのかな?)ばかりを走っていた2人ですが、今回は移動距離が長いせいもあり、中国豊中インターから、北陸道の今庄インターまで贅沢にも高速道路。料金¥3750ほどかかりましたが、大阪から福井県まで3時間程度で着いてしまった。お金がもったいないと考えればそうなんだけど、それと引き換えに時間をもらえたと考えれば納得できるもの。高速道路移動途中の「賤ケ岳sSA」で食った、500円の「豚汁定食」は、とろろと漬物とご飯がついてボリューム満点。GOODでした。チャンスのある方は一度ご賞味あれ)

 さて、今庄インターからは、国道467号へ。地図によると、この道は建設途中らしく、国道自体は途中で行き止まり。そこへつながっている林道を通って、国道417へ抜けるコース。この途中がダートなんです。本日1発目の林道です。ところがこの道がハード!道がかなりガレており、ハンドルがとられる。今日の2人のバイクは、やや病気気味で、松本のバイクはある回転以上になると車体からビビる音がする。コータ君バイクはチェーン伸びまくりで、いつはずれてもおかしくない状況。こんな状況でのハードランですから2人はちょっと冷や汗モノでした。

 R417から馬坂トンネル経由でR157へ。後は宿泊予定地大野町へ向けてひたすら北上です。ところがこの国道は道が狭く、さらにエスケープルートも無いので、道が狭いくせに交通量は多いし、対向車が来るたびに再び冷や汗。約40kmほど走ったのでしょうか。ようやく道が広くなりほっと一安心。しかし、周りには何も店が無く、ここでは宿を張れないと考えた2人は、さらに市街地の方まで走って食材店探し。結局コンビニしか見つからず、悲しくもビールと弁当だけを買い込んで、偶然見つけた「越後ふれあい公園」へ。屋根のあるところで宿をとることにしました。コータ君は「シュラフだけで寝る。」とのこと。弁当と酒を一通り飲み食いして21:00ごろ床に就きました。(22:00ごろ野犬の襲撃で、2人とも起こされるというハプニングもありましたが、無事就寝)


97/10/11(2日目)
 早朝の4:30。雷雨で目を覚ます2人。はっきり言ってテントを屋根の無いところに張っていたら、今頃どうなっていたことかと思うほど激しい雨。雷もすごい音で鳴り響いていました。それでもまだ早いということで、再び寝ることに。6:30ごろ起きた時には雨は何とか止んで、曇り空まで好転。カレーパンとカフェオレの食事を済ませ、7:30には出発。

 本日は数多くの林道ツアーの予定。まずR157に戻って麻那姫湖の対岸へ入り本日1本目のダートへ。この時期このあたりはすでにススキだらけ。地図に書いてあるとおり「ラフ」&「ハード」な道で、その上にススキが道に穂を垂れているので、まともに走れない。総長の雨のせいでススキが濡れておりその中を走る我々2人もべしょべしょで、さらにススキの種が体中に付くという状態。5kmほどの道でしたが、散々でした。「笹生●貯水池」の横を通る枝道を通って、「進入禁止」の看板のあるダート道へ。この道、地図でも「荒れたロングダート」と書かれていたのですが、まあ大丈夫とそのまま進入。すると、1本目のダート以上にススキが茂っている。さらに地面が見えないほど生い茂った草。2人はかき分け、かき分け進む。さらに悪いことに地面にはこぶし大の意思がごろごろ。いやでも減速。時速15kmくらいじゃないと走れません、、。距離にして10kmほど走ったのでしょうか?ようやくR158へと出てきたときには、2人とも濡れねずみ&ススキの種付きまくり。どう考えても汚いです。さらにR158から九頭竜湖へ向けてひたすら移動。曇っていた空から太陽もちらちらと出てきて、ウェアも次第に乾く。濡れねずみ状態だった2人が、人間へ変わってゆくとはこのようなことを言うのでしょうか(笑)

 白鳥町でR156へ入り北上。ひるがの高原を目指す。途中長良川鉄道の終着駅である「北濃(ほくのう)駅」へ。ここの駅舎がラーメン屋になっていることを知った2人は、ランチタイム。味噌ラーメン+ライスの松ちゃんと、しょうゆラーメン大盛りのコータ君。味は「普通」との2人の評価。腹を満たしていざ出発!本日のメインとなる全長55㎞のダートに向けて走行です。「ここは軽井沢か?」と思えるような”上品な”ひるがの高原の中心部を、ススキの種を付けまくって走る”汚い”2人は素通りするしかなく、そのまま林道へ。地図で見るとちょうど三角形状の林道となっています。

 1つ目はアップダウンのある比較的石の多い荒れた道。それが終わると直線の多い土のハイスピードな林道。最後はダムを右手に見ながらの上りのガレ場。とても愉快愉快。2人とも走りに夢中。我々2人は埃かぶり防止、およびそれぞれのペースを乱さないため、2人ともコーナーにして2~3個の距離を置いて走っているのですが、この日はコータ君のチェーンが走行中に外れるというアクシデントも。コータ君チェーンのメンテナンスしっかりとね!

 2人とも大満足で、三角形のスタート地点に戻ってくると、「テントが無いですわ。落としたみたいです」とコータ君。すかさず来た道を、転倒するんじゃないか?といわんばかりのスピードで戻りながらテントを探すが見つかりません。途方にくれて、もう一度探してみようと走り出したところに、車でやってきたおじさんの姿。おじさんがしっかりと拾ってくれており、無事コータ君の手元にテントは戻りました。めでたし。危うく本当の野宿になりかけたコータ君、助かりましたね~。夕方になっていたので、すかさず買出しを済ませそのまま宴へ。林道途中の空き地を探しておいたおかげで、そこへテントを張ることが出来ました。

 さあ、キャンプファイヤー!!!とばかりに張り切って始めたのはいいですが雨がまたまた降ってきた。キャンプファイヤーと同じように盛り上がった気持ちが、しぼんでゆくのが名残惜しい、、、という夜でした。やむなく20:00ごろにはテント内へ移動して宴の続き。後はまどろみへ、、、、。 (日記終わり)