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02/11/02(1日目)
7時に明石フェリー乗り場集合という、かなり過激な集合状況でスタート。いつもの予定では”松ちゃんの遅刻”で始まるはずなのになぜか全員7時には集合。「ちゃんと来ましたねぇ」と褒め言葉か、けなし言葉かわからない掛け声をもらって、7:10の”たこフェリー”で出発。
淡路島到着後のガス補給で、今回のツーリング初の”ふれあいシーン”。スタンドのおじさんから声を掛けられる「どこまで行くの?」「四国まで」「寒いから気をつけてね」 のっけから”ふれあい”でこの先どうなるのやら。こののち淡路島を淡々と走りきり、鳴門大橋で徳島へ。
「徳島ラーメンが食いたんですよねぇ」とはトドロッキー。しかし早朝出発のおかげでラーメン屋は閉まっており断念。さらにはうどん屋も開いておらず。仕方なく入ったサンクス。朝食の代わりのカップラーメンを買ったところでこの旅2回目の”ふれあいシーン”。「どこまで行くんですか?」「剣山方面へ」「寒いらしいよ~。ところでさっきの人が言っていたんだけど、鳴門大橋はバイクの人には横風が・・・あっ、いらっしゃいませ~」(実は、店員さんに声をかけられたのですが、新たなお客さんが来て途中でふれあいが終わってしまいました)。
R55→県道と走り、【剣山スーパー林道】の入口へ。3連休のせいかたくさんの人が記念写真を撮りまくり。そこ無理やり入り込んで、無理やり記念写真撮影。さてさて、ここから約80km強の林道の旅スタートです!!!
道中晴れ渡っていたはずの天気は、林道を進む標高をあげるにつれ曇りだし、寒くなる。木頭村の第1次スーパー林道終点に着いて振り向くと、紅葉の景色が美しい。山肌の山頂付近は、なんと雪!!「コントラストがきれいだ」と感じつつ、第2次スーパー林道へ突入!休憩場所として”ファガスの森”についてビックリ。ベンチには3cmほど雪が積もっており、雪が降り続いている。この先が思いやられますわ・・・。
案の定、再出発後も雪は降り続き、さらには、道は泥濘状態で前を走るバイクから泥が飛び跳ねてくるわで、じっと辛抱の3人。約85kmを走り続け、物部村の林道終点へたどり着きました。この付近には、以前に宿泊した事もあるので、野宿できる場所は知っているのですが、店がないし、標高が高く寒い、ということから、さらに【東川千本谷林道】【張川林道】と走りつないで安芸市まで。17:30頃に到着し、急いで幕営地を探し、食料調達、ガソリン注入し、宴へ。
本日のメニューは、”かす汁”と”焼肉”。寒さにこごえた体には、かす汁がバッチグー。18:30頃に始まった宴はトドロッキーの彼女の話等で盛り上がり、22:30頃に終了。各自就寝となりました。それにしても寒~い。
※スーパー林道終点で、おばちゃんと”ふれあい”!紅葉と雪景色がとてもきれいよぉ~。
※トドロッキーは「眠い」を連発。相当疲れた様子。
※コータ君、地名の「別役」にコーフン!
02/11/03(2日目)
コータ君の「起きてください」という声で、トドロッキーと松ちゃんも7時に起床。朝からラーメンなどを食べながら、だんだんと目覚めていくところなのだが、なぜだかトドロッキーは目が「とろ~ん」としている。しばらくどこかに行って要約帰ってきたと思ったら、「すいません、リタイアさせてください!」。どうやら極度の2日酔いで、さらには風邪をひいてしまったようで、相当なグロッキー状態の様子(・・・昨日、寒かったにもかかわらず風呂に入れなかったせいもあるかも・・)。
8時半ごろ、コータ君と松ちゃんだけ、「じゃぁ、行くでぇ」と、そのままテントで寝込んでいるトドロッキーとお別れ。早速林道へ突入です。【奥栗一谷林道】は、猿谷林道と名前を変えてまだ残っていたものの、舗装が進んでいるようで、いずれ全部舗装になるのかなぁ。その後、県道12、R493をとおって、【蛇谷林道】~【野川林道】へ。野川林道は土や砂が主体で、砂利の無いとても走りやすい道。ハイスピードで駆け抜けて再びR493へ。(この時点で12:00ごろ)そこに、なぜか”トドロッキー”の姿を偶然発見。「10:30頃まで寝てました~」、「んで、この先どうするの?」、「帰ります」、とのやり取りで、トドロッキーと本当のお別れ。トドロッキー無事帰ったかなぁ。その後我々2人は海辺に出て昼飯&休憩としゃれ込む。ご当地品である”カツオのたたき”は上手かった~。黒糖アイスなるものも食べたがいまひとつという感想。1時間ほど寝込んで出発。
その後R493→R55と走り、夜須町へ。さらに、県道51→etc.→千舞温泉→R195と通って物部村へ。この時点で16:00。道の駅のような場所で”あげいも”を買って食べながら、「どーする?」「こーしましょう」「でもそれじゃ18:00過ぎて大変だぞ?」「チャレンジしようか!」ってなやり取りを経て、さらに林道走行を決断。「楮佐古小檜曽林道」へ向かう。小雨の降る中もくもくと走る2人。下りの道でも順調に走っていた矢先に、松ちゃんが大転倒!!!石で滑って立て直すことがまったく出来ないまま、約40km位の速度で転倒。「大丈夫ですか!?」「う~~~、膝が痛い・・・」。体は幸い打撲程度で済んだようだけど、ちょっと脳震盪気味。幸いバイクは多少レバーが曲がったが、走るにはまったく問題なし。そのまま何とか林道を走りきったものの大きく時間をロス。そのまま439→R32で道の駅「とよなが」の横の川べりで幕営することにしました。
食材を買い込んで、夜の宴へ。豊富な流木もあり、恵まれた焚き火を囲みながら、飲んで食べて温まって、さぁ楽しくなってきた!ってところで、いきなりのにわか雨。23:00頃にテントの中に撤収~。そのまま寝てしまいました。
02/11/04(3日目)
またも7時ごろ「起きてください」というコータ君の声。起きた松ちゃんは軽い2日酔いみたい。昨日の雨は上がったものの雲はとても低く、さらにはテントも水びたし状態と、ちと悲惨な状態(11月ですから、寒いんです)。餅入りの味噌汁を朝食として、その後荷物を片付けて出発しようとした頃に・・・なぜか”アヒル”みたい?な鳥が、我々のほうへよちよちと歩いてきた・・・。2人ともとてもビックリ、しかもその鳥は、我々のことをなんら警戒せずその辺りにある木の実をパクパクと食べていた。珍しい経験できましたわ~。
鳥と一緒に記念撮影をして、「ばいばい」と別れを告げて出発。さて、谷相林道へ向かいましょう。林道へ向かう途中「にーちゃん、無理無理!}と呼び止められ話を聞くと、「この先がけ崩れで、バイクでも無理」とのこと。仕方なく引き返し国道での移動で高知の西へと向かう。道中は寒さとの戦い。コンビニでホットコーヒーをすすりながら、高知→中土佐町まで。県道41号を上ってゆくと再び工事!現場の方から、「バイクでも、今は無理だねぇ。昼休みになったら工事いったん休憩するから、何とかなるかも」って言われていたところ、別の工事現場の方からは、「お~!今、通れるようにするから待っておけ~!」って。恐縮する2人・・・。10分ほど待つと、ショベルカーで整地された”がけ崩れ補修場所”を通過できる状態に。「ありがとうございます!」と何度も繰り返し、通していた開きました。そのまま県道41号を西へと向かう。
”天満宮キャンプ場”付近で、「どこいくの~?」とおじさん。地図を見せて「ここに行く予定です」と話すと、「おじさんは入り口はわからんけど、バイク乗っている人が農協のほうにいるから聞いてごらん」、「ありがとうございました」とのやり取りがあった。農協のほうにある人がわからず、結局は2人で林道の入り口を探す。
昔に「マヨネーズと食パンを買って、その場で食べた店」を横目に、【鈴が森林道】へ。なかなか走りやすい林道でした。走り終えてR439→R197→R440と走りつなぎ、四国カルストを眺めながら、愛媛県へ向かうことを目論む。しかしR440に入り、標高をあげるると次第に地獄を見ることになった。雪です!!!。”地芳峠”のあたりになると、度売るにも5cm程度の雪が積もっていた。11月で真冬のような状況を味わう羽目になった2人は、それでも淡々と、でもぶるぶると震えながら、県道52とR440の分岐点へ。ここにおばあちゃん!いい雰囲気で話が進み、「山の上は大雪です!」と報告をしてお別れ。県道52へと折れえ、【不ニ峰林道】へと向かう。林に囲まれたとっても走りやすい林道でした。
本日はここまでとして、久万町の”ラグビー場みたいな場所の横”を本日の宿と定めました。万が一の雨をしのげる屋根付きの場所を見つけられて、かなりラッキー。飯を買い込み、酒屋へ行ったところで、さらに”ふれあいシーン”の発生。「どこに泊まるの?」「上の方にある公園あたりで・・」「ここからなら、こう行って、こう行ったらokだ!」と親切に教えてもらいました。
さて宴。本日は食べきれないくらいの食材を買い込んだので、とにかく食べる食べる。ささやかな焚き火も出来て、しばらくしてねてしまいました。明日は帰ります。
02/11/05(4日目)
最終日も、冬のような寒さで朝を迎える。昨晩は、3回くらい目が覚めては寝返りを打っていたような気がする。いつものように「朝ですよ」とコータ君の声で目覚める7時。朝来は尿に買っておいた”めんたつ(麺の達人)”を煮込んでの朝食、とんこつみそ味に七味の入ったスープは、寒い中では非常に助かった。
荷物を片付けて8:30に出発。昨日は行けなかった、宿泊先付近にある”名無しの林道”へ。約3kmの道のりだったが雪も残っており、結構本格的に走り込める道でした。約1時間で1周するように走り終え、県道12→けんづお153を走り【井内峠林道】へ。ところが道がわかりづらい。迷っている道すがら、地元のおじいちゃん、おばあちゃんの優しい声。「どこへ行くん?」「この林道に行きたいんです」「それやったら・・・あっち行って、この辺に○○があるから、そこを・・・」みたいに、とても親切に教えていただきました。
今回のツーリングでは、普段よりもかなり多くの方に声を掛けていただきました。我々はいつも変わらないと思っているのですが、行った場所がよかったのか、それとも偶然なのか、はたまた我々が年を食って今までよりも話しやすい雰囲気を出していたのか?本当のとことはわからないのですが、我々としてもとってもありがたく、楽しい”ふれあい”を堪能しました。
さて、おばあさんの道案内でようやくたどり着いた【井内峠林道】、名前の通り峠を越える林道をいつものようにドコドコと、どんどん見えてくる残雪!遂には林道すべてが雪まみれで、走るところも雪でツルツル。さらには、峠を越えた後舗装路に変わったのだが、そこも雪がたくさん。さながらスキー場でバイクを走らせるような感覚となり、2人ともビビリまくり。そんなビビリながらの走行を10km程続け、ようやく麓の川内町へたどり着きました。
本日は、計画では今治からフェリーに乗って帰る予定としていましたが、現時点から距離にして40kmで今治。フェリーの時間までは3時間ある。「高松まで自走して、瀬戸内のフェリーはどうですか?讃岐うどんも食べられるし、帰る時間も早くなりますよ。」とコータ君の提案。「そうしよ!」と相槌を打つ松ちゃん。計画変更です。 淡々と走るR11。山を降りて、海に近い場所を走る事もあり、気温は暖かく、「走りやすいなぁ」と独り言も出るくらい。途中綾歌町でうどんタイム。”ともだちうどん”と名のついた、2人前くらいの量のある讃岐うどんに、わかめ、肉、きつね、ネギの入ったうどんを食べました。ラーメン丼に入ってくるくらいの大きさでしたのでおなかいっぱい。
再出発後、ほどなく高松市へ到着。”宇高国道フェリー”で岡山県の宇野まで。フェリーの中では本ツーリングで初めて(・・・汚い)となる、お風呂にも入れて極楽状態。1時間ほどでフェリーは到着。17:00でした。残るは、各自の自宅までの約180kmのナイトラン。走り出してすぐに陽が暮れ、気温は下がる一方。途中休憩を2度ほど挟み、21:30頃に帰宅となりました。 帰り道の途中、コータ君が「これだったら、今治からフェリーに乗ったのと時間変わりませんね」と。その通りだったけど、我々は走ることを選んだってことだね。根っからツアラーといえよう。(おしまい)
4日で1200kmほど走りました。
★★写真を貼り付けておきます★★
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